グリーンとピンクのあいだ

関ジャニ∞とか、NEWSとか、Sexy Zoneとか。ジャニヲタです。コンレポとかセトリも書きます。

いち大倉担の絶望と幸せについて・1

■過去、コンレポ職人であった意地と矜持を賭けて、記憶力との勝負をしました。
でも泣きっぱなしだったので、とんでもないところで発言者が違う、ということや、スッポリ抜けている部分があることと思います。

 

レポ部分は発言者の“苗字のみ、敬称略”での表記とさせていただいております。
また、私の心情は、私の思った呼び名で書くという非常に読みづらい作りとなっております。
以上、ご了承ください■

 


2016年1月17日。
関ジャニ∞の元気が出るLIVE 京セラドーム大阪公演の最終日にして、ツアーオーラスの1日でした。


届いたチケットを見て笑ってしまったくらい、とんでもないお席での参加でした。
アリーナDブロック、センステから数えて6列目。
前日の土曜日にお席を見に行き、自分のチケットがムービングステージ側の端っこ、隣は柵であることを確認していました。


当日、そのお席についた後には関東に残る(eighterではない)友人とLINEをし、
「センステ目の前!!」
「良かったね!楽しんでおいで!!」
「うん!ありがと!!一切の後悔をしないように、大倉だけを見つめてくるね!」
「あんたいつも大倉しか見てないじゃん(笑)」
「席着いただけなのに半泣きだよー。本当にありがとね!楽しんでくる!!」
という会話をしました。

ワクワクでした。
大倉さんが近くで見れる。
異常なテンションでした。(いつもとか言わないで)


その会話の全てが、その気持ちの全てが、コンサート中に、恐ろしい悲しみとなって降り掛かってくることを、まだ、知りませんでした。


開始5分前に始まる、マナーについてのエイトメンバーのイラスト入りのアナウンス。
「本日もー!コンサート事務局主催、関ジャニ∞の元気が出るLIVEにお越しいただきありがとうございます!」
から始まります。

隣席の友人と
「そろそろ、本日もー!ですね。」
「そんな時間よね?」
「もう5分前なんです。今日は遅いですねぇ…」
なんて会話をしながら、何にも考えていませんでした。
オーラスだし、収録公演のアナウンスも入ってるし、カメラの調整とか終わってないのかな。
そういえば14日木曜日は、定時開演ではありましたが開場自体は遅れに遅れ、17:50頃(本来の開場時間は17時)でしたし。
そんなこともあるよね。程度に思っていました。
何の不安もありませんでした。
何の心配も、していませんでした。

開演時間も過ぎた16:02。
メインステに黒い服を着た男性が数人、現れました。
なぜか、私はこのとき、メンバーだと直感しました。
そして、6人だということを、


そこに大倉さんがいないことを。


ひとまず双眼鏡を覗き込み、自分の直感が間違っていないことを確認しました。
出てきて、しばし黙ったままの6人。
友人と
「誰がいないの?」
「誰かさんがいません。(これは、私が大倉さんのことばかり話しているので暗喩のつもりで言いました)」
「あぁ。あなたの大事な人がいないのね」
と会話をする程度の時間です。

右端にいた、ヒナちゃんが口を開きました。
村上「本日は寒い中集まっていただいてありがとうございます。
本来、もうLIVEの始まる時間なんですが…見ていただいた通り、大倉くんがいません」

どうして?

どうして?

どうして?

早く!早く!早くしゃべって!!

息を吸うことも吐くことも、まばたきすら、できていませんでした。

村上「えーと…急性的な、腸閉塞になってしまいまして。
昨日のラジオのときから、ちょっとおかしいなと思っていたらしいんです。
で、先程まで大倉本人と話をしまして。ギリギリまで、大倉は出ると言っていたんですが、医師の判断を仰いだところ、ステージに立つのは非常に難しいということで。
6人でご挨拶に、立たせていただきました」

…なんだろう。言葉の意味がわからない。
腸閉塞ってなんだっけ。知ってる言葉のはずなのに、わからない。
病名なのか、事故のことを話してるのか、わからない。
非常に厳しい…危ないだったかも…それも、どういう意味の言葉だったっけ。わからない。

一気に頭が悪くなった気がしました。

混乱している間に、ヒナちゃんの言葉は続きました。
村上「本人も本当に、出たいという気持ちはあったんですけれども、ステージに立つのは厳しいという状況になってしまいました。このようなことになり…誠に、申し訳ございません」

頭を下げるエイト6人。

いまだに、言葉が理解できていない私を置いて、ヒナちゃんは続けます。
村上「で、6人で話し合いまして。どうする?と」
錦戸「そうなんです」
村上「そうなんですよ。これ、どうする?と。大倉も、本当に出たいって言ってて」
渋谷「やって…いいですか?みなさんと決めようと思って出てきたんです」
村上「一応、大倉の意志を継いで、みんなパーカー着てきたんです」

後ろを向き、背中を見せるエイト6人。
6人全員が着ていた黒い服は、くちびるくんの書いてある、スタッフパーカーでした。

村上「みんながやっていいと言ってくれるなら…」
渋谷「みんなが、いろんな気持ちでいるのは当たり前なんですけど…やっていいなら、俺ら」
安田「やりたいんです!」
横山「今日は最終日でもありますし、これだけで終わったら大倉のためにもならないと思うんです。本人が一番悔いが残ると思うんです」
村上「大倉のファンの方には一番申し訳ないけど、本人も、6人でできるんだったら、やってくださいって言っていて」
横山「やるんやったら、全力でやりますし!俺らは覚悟を持ってステージに立ってます。みなさんも覚悟して欲しい」
安田「やらしていただきます!」
渋谷「やらしていただけるんであれば!」
横山「関ジャニ∞と、eighterの絆を見せたいって思ってます!」
渋谷「ちょっと、着替えてくるから!ちょっと待ってて!」
錦戸「45006人で、大倉の穴を埋めましょう」
村上「ちょっとだけ待っててくださいね」
横山「みなさん、感謝します。本当にありがとうございます!がんばるねー!!!」
村上「ラストでこういうことになるっていうのが関ジャニ∞らしいでしょw」


ちょっと待ってって?
着替え…をしてくるの?
メンバーは、なにを、しゃべってたの?
大倉さんは、生きてるの?
…今私は非常に不謹慎なことを書きましたが、それが私の本心でした。生きてるのか、無事なのか、どうしてここにいないのか、病名だということだけ辛うじてわかった頭で、どの程度の状態なのか。生命の危険はないのか、どうなのか。

もっとはっきり教えて。


そして、そんな私の願いは叶えられないまま、エイト6人は一旦着替えにはけました。

そのときまで言葉を発することが出来なかった私の口から漏れた言葉は、
「そんなのイヤ…」
でした。
その言葉を発した瞬間、涙が出てきました。
立っていられなくなりました。
隣席の友人が
「泣かないで…」
と言っていたと思います。
どうしたらいいのか。仕事中でも、トラブルに見舞われたときにいつも考えることです。
現状考え得る最良の方策を取らなければいけない。
後悔はしてはいけない。
そうして生きてきました。

…どうしたらいいのかわからない…

会場に居続けることは、辛すぎて後悔するとしか思えないし、隣席の友人まで楽しめなくて迷惑をかける。
でも今、会場を出たら、楽にはなるけど後悔する。隣席の友人が一緒に出ちゃったら、後悔どころじゃなく今後生きているのが辛くなる。

グルグル考えていると、後ろの席から
「まさか出て行く人いないよね!」
という強めの声が聞こえました。
ごめん無理かも…
と思いましたが、どちらにしても後悔するしかないのなら、ここにいよう。

大倉さんが近くで見れると思ったこの席にいよう。
どんなに泣いても、どんなに辛くても、どんなに後悔しても、ここにいられるだけ、いよう。

と思えました。
後ろの席の人ありがとう。


エイト6人がはけたと同時に、ほぼ間断なく始まっていたマナーについてのアナウンスは、聞こえていませんでした。

そして、エイト7人が京セラドームに向かう映像。
大倉さんは当たり前のように、そこにいました。
当たり前のことが当たり前じゃないコンサートが、これから始まる。
そう思っただけで震えが止まらなくなり、涙も止まるほどの絶望が私を襲いました。

どうしたらいいのか、わからない。

そして、リアルタイム映像に切り替わり、メンバーの足が映りました。
そのとき、いつも探して、いつも見つめていた大倉さんの衣装が目に入りました。
ただ、あまりにもブカブカでした。
顔が映らなくても、そして6人のうちの誰が本来の衣装を着ていないのかはわからなくても、それを着ているのが大倉さんではないことだけはわかりました。

私にとっては後にわかることで、それは横ちょだったのですが、そのときは
本当にいないんだ
と思いました。
本当に、いないんだ。

6人で出てきたときは一言も発しなかった丸ちゃんが
丸山「eighter!声で円陣に一緒に参加してくれるか!!」
と言いました。
丸山「関ジャニ∞元気が出るLIVEファイナル!大倉のぶんまでみんなで暴れるぞー!!」
と言いました。

 

私は、声で円陣に、参加できませんでした。


始まった♪キングオブ男。
大倉さんの立ち位置は空いたままでした。
いつも、そこしか見ない、大倉さんの立ち位置。

私は、どこを見たらいいの。
誰を見たらいいの。
どうして、目の前が霞んでよく見えないの?

初めの掛け声に大倉さんの声がしない。
大倉さんの低音がないと、こんなに横ちょの声が聞こえるのかと思いました。
メンツなんてもう関係ねぇ!のところはヤスくんヒナちゃんの2人だけで、関ジャニズムツアーでヒナちゃんの服を脱がしまくってた大倉さんを、今ツアーでは悪ふざけしなかった大倉さんを、いないのに、いないけど、いないから、強く思い出しました。

錦戸「愛する大倉のためだけ、全てを敵にしても守る」
渋谷「愛する大倉の夢、並ならぬ涙の賜物」

に、また泣けました。
亮ちゃんが、すばるくんが、こんなふうに大倉さんの名前を出してくれるんだということが嬉しくて、不在が悲しくて、泣けました。
普段、堅く締まった私の涙腺は、元栓が壊れたのかと思うくらいに緩みっぱなしでした。


♪へそ曲がり、どことなく屁理屈めいた~は亮ちゃん。
安田「大阪eighter!声出していこうぜ!大倉に声を届けてあげよう!大倉ー!!って呼んで!!」
eighter「おおくらー!!!」
安田「はいはーい!いますよー!!」
ヤスくんのお腹には、大倉うちわが仕込まれていたのでした。
よくよく見ると、近くにいるスタッフさんもみんな大倉うちわを持っていました。
手に持ったり、腰に差したり。
私たちは、大倉うちわに囲まれていました。
かなりどうでもいい情報ですが、ヤスくんの持っている大倉うちわだけビニールに入ったまま、他のメンバーやスタッフのもっている大倉うちわはビニール無しでした。


♪がむしゃらでいつものように、自然に大倉さんの立ち位置を見た私が見たのは、そこにいる亮ちゃんでした。
てっきり空いていると思っていたので驚き、センステを見ると、センステには誰もいませんでした。
センステにいるはずの丸ちゃんは、ひとつ3塁側にずれた、本来は亮ちゃんの立ち位置にいました。そして、丸ちゃんは、丸ちゃんこそ泣きそうな顔で、
丸山「そんな声じゃ大倉に届かないよ!もっとでしょ!!」と煽っていました。

♪前向きでは
丸山「大倉、大倉、たっちょんちょんちょん」

♪もんじゃいは、6人みんなで、スタッフさんもみんなで、大倉うちわを持ちながら、まるで大倉さんがいるかのように。
カメラに映し出されるのは、メンバーより大倉うちわでした。
これ、大倉さん担以外の人はうざいんじゃないか…と思えたら、なんだか笑えてきて、笑いながら泣くというかなり呼吸困難な状況に陥って苦しみました。
丸ちゃんの「ファイトだー!俺!」は「ファイトだー!大倉!!」

♪もんじゃい~♪ふりむくわけにの間のヒナちゃんの挨拶。
村上「た…楽しんでるかーw」
ステージから見ても、楽しめてない人、泣いてる人が多かったんだろうと思います。
村上「ラストですから。大倉のぶんまで楽しんでください」
今までの公演での、この挨拶のときは、喉を潤した大倉さんが掛け声に合わせてちょっとドラムを叩いてました。
今日は、ないんだな。
と思ってヒナちゃんを見てると、軽くシンバルの音が。
ドラムセットに座っているのは横ちょでした。
横山「大倉、こんなことやってたよね?」
村上「やってた、やってた。魂、そこにいますから。音こそ違いますけど、大倉の魂はいます!」


この大倉の魂発言で、一気にしゃがみこんで泣きました。
もう無理だここにいられないと2度目に思ったのは、ここです。
どうしたっていないんだ、どんなに泣いてもいないんだ、どうしようもないんだって思ったら、背筋を絶望が襲ってきました。

正直、開演後このあたりまでの記憶はかなり怪しいです。
大倉さんの立ち位置を見ては「いない」と泣き、他の場所を見、また大倉さんの立ち位置を見て泣き…を繰り返していました。

 

いつからかはわかりませんが、私は気付いたら、左手は隣の柵を握りしめ、右手はペンライトを握りしめていました。
そのまま、何曲か。何分か。
手が痺れるほど、開こうとしてもしばらく開かないほど、両手でそれぞれを握っていたようです。
そうしていないと、崩れ落ちそうで立っていられなかったと言えばそれも本当のことなのですが、何度も崩れ落ちてはいました。
あのとき、私は、私の心が崩れ落ちることを、両手で支えていたんだと思っています。